始めるのは早い方が良い

美大芸大受験にあたり、「まずは勉強を…」とデッサンを後回しにする方がおられますが、デッサンの練習は、始めるのが遅いほど受験直前で焦ることになります。
デッサン初心者の方は、出来るだけ早く始めた方が良いですね。

受験で出題されるモチーフは多彩です。
ペットボトル・ステンレス製品・ガラス製品・陶器・布・紐・文房具・木材・野菜・果物・パンやお菓子のパッケージ・コンクリートブロックやレンガ・ボール・石膏オブジェ…
試験では、どの組み合わせで出題されるか分かりません。(告知してくれる学校もありますが)それらを上手に描けるようにするには、何度かチャレンジする必要があります。

二度目は必ず上手くなる

皆さん、同じモチーフを2度描けば、2度目は必ず上達しています。
もちろん、気付き・学びがあってこそですが、「過去に描いたことがあるかどうか」この違いは自信に大きく影響します。
受験直前にデッサンを習い始めても思ったほど経験値は積めません。
3年生の夏から始めても、「もう少し早く始めていれば…」と思う方は多いようです。
描いたことがない素材のモチーフは、試験の現場で焦りを誘います。
経験を積んでいても、試験会場では平常心を保つのが難しいものです。

本番の試験で全力を出しきれないと後悔してしまいます。
美大芸大を目指すなら、勉強と並行して、出来るだけ早くデッサンにも取り組むことをおすすめしています。